ドラマ「ドラゴン桜」は2005年に放送されたドラマです。
ドラマ「ドラゴン桜」9話は、特進クラスの親たちが登場します。
どの家庭にも問題があり、桜木はその問題点を指摘し、受験生の親としての心構えを説くのでした。
この記事ではドラマ「ドラゴン桜」9話のあらすじやネタバレ、動画を無料で視聴する方法を紹介します。
ドラマ「ドラゴン桜」9話のあらすじ
勇介(山下智久)は成績が伸びないことに悩んでいた。一方、直美(長澤まさみ)の母・悠子(美保純)が倒れ、病院へ運ばれる。そんな中、桜木(阿部寛)は2学期に入り、生徒の家庭環境が重要になると考え、「受験生を持つ家庭の心得」を講義するため、真々子(ままこ・長谷川京子)に保護者を呼び出させる。桜木は集まった保護者に各家庭の教育方針を尋ねる。
引用元:ザテレビジョン
ドラマ「ドラゴン桜」9話のネタバレ
2学期スタート
夏休みも終わり、特進クラスの2学期がスタートです。
生徒たちは東大模試の結果が振るわなかったものの、心を入れ替えて受験勉強に励んでいました。
勉強で高校最後の夏休みが終わってしまったことを嘆く英喜(小池徹平)。
勉強に集中出来ず、勇介(山下智久)の成績は下がり続けていました。
返されたテストも最下位で、バカと書かれた鉢巻を巻いた勇介は、他の生徒たちが声をかけられないほどショックを受けます。
思った以上に落ち込んでいる勇介を見て、桜木はその対策の必要性に追われていたのでした。
問題を正しく理解する読解力
そんな中、芥山(寺田農)は秋から驚異的に偏差値を上げる為の特別授業を始めます。
どの教科にも共通する力は、正しく問題を読んで理解するということだという芥山。
そして、例題としてある詩を生徒達に示し、現在の状況と二人の関係を説明するように言いました。
その文章を見て真々子(長谷川京子)は、登場人物の男性に障害がある状態なのではないかと見抜きます。
しかし、特進クラスのメンバーらは全員、それに正解することは出来ませんでした。
そしてその詩には後から孫が出てくるため、老夫婦の日常を歌った詩であり、介護状態にある切なさを描いたものだと解説します。
芥山は文章に書かれていない行間を読み取る力が必要だと言いました。
看板から読み取れること
英喜が沢山、本を読まないといけないのかと聞くと、皆を外に連れ出し、日本語の横に外国語で書かれた看板や表示を見せると、何故だと桜木は聞きます。
観光客が増えたからではないかとメンバーらは答えますが、それは何故だと桜木は更に質問しました。
どうでもいいと直美(長澤まさみ)が言うと、だからバカだったんだと桜木は言うのでした。
どうでもいいということは思考が止まっている状態であり、好奇心を周囲に向けることが大切だと言うと、読む力を養うためには、自分なりに調べて、考えを構築すること、いつも何故そうなのか考える事が大事だと桜木は伝えます。
なぜ自分の成績が伸びないのか疑問に思うこと!と厳しい表情を浮かべる勇介に、桜木は声をかけるのでした。
満腹感と飢餓感
ある日、桜木たちは職員室でプリントを作成し、特進クラスを1、2年にも作ると言い出します。
龍山高校の教師らは不満を持ちました。
目標も無くプラプラするのは、ストレスが溜まるという桜木は、合同説明会というものがあると龍山の教師らに言われて知ります。
学校は元々楽しい所ではないかという真々子に、その考えは時代にあっていないと切り捨てる桜木。
桜木は、生徒を精神的に成長させたいなら満腹感を与えるのではなく、飢餓感が必要だと真々子に持論を語ります。
学校は何のためにあるのかと問う真々子に、柳(品川徹)や桜木は、将来的に一人で生きられるたくましさを持つことだと説明するのでした。
そして勇介の成績について話題になると、今の勇介は高校時代の桜木に良く似ていると言う柳は、勇介が今の状況を乗り越えられるかどうかは桜木のサポート次第だと言うのでした。
直美の母が倒れる
一方、母親が倒れたと聞き、病院に向かった直美は脳梗塞だったと聞きます。
処置が早かった為、大事には至らなかったものの、医師から説明を受けるのでした。
病院からの帰り、通りかかった直美に会った勇介は、いつもと様子が違う直美の様子に、何かあったかと聞きますが、直美は言おうとして言いとどまるのでした。
人の事を気にしている場合ではないと言いつつも、勇介が気にかけていると、自分の頬に勇介の手をあてた直美は、勇介の胸を借りて、少しだけ泣きます。
勇介が戸惑っていると、元気が出たとお礼を言って直美は帰っていきました。
それぞれの親
受験生を持つ家庭の心得の当日、特進クラスにはそれぞれの親が来ていました。
息子をバカ呼ばわりする英喜の父の様子に、そんな親のほうがバカだと桜木は言います。
秀明館に通う弟がいる一郎の母は、教育方針は家庭によって違うから口出ししないで欲しいと伝えます。
放任主義だと言う麻紀の母親は娘に無関心。
化粧をしていて話も聞かないよしの(新垣結衣)の母親は、落ちたら恥ずかしいと言うのでした。
桜木はそんな親たちの様子を見て、思った通りの0点ぶりだと言いました。
桜木の熱い思い
一郎の母は、能力の違いを感じて期待を一郎に掛けるのは可愛そうだと思ったと話しました。
それを家庭教育の失敗例だと言った桜木は、頭の良し悪しはそもそも関係なく、子供の成長を正しく見て、じっと我慢する事が大事であり、周囲と比べて賢いとかバカと決めつけるのは親のほうがバカだと言いました。
バカ呼ばわりされて腹を立てている英喜の父に向かい、桜木は理屈で敵わないと思ったら大声を出すと指摘すると、自分が学生時代だった頃の話を引き合いに出しているのではないかと忠告します。
おだてることと褒めることは違い、子供の話をちゃんと聞き、子供の話を繰り返すこと、そして話題の共有や、話を聞いてもらえる安心感が、自分を認めてもらえていると感じることが出来るのだと話しました。
親たちが納得したのか自信のない真々子に、桜木は明日、勇介と直美を合同説明会に連れて行くから一緒に品川駅に来るようにと言いました。
合同説明会
合同説明会では、龍山高校のブースに誰も集まって来ない中、ある父と子が来ます。
桜木が東大を目指す意気込みを発言すると周囲が注目しだし、説明会にきた生徒たちがブースに訪れると、次々と生徒たちの指摘をはじめました。
頭が空っぽで素質があると告げた生徒の父親が怒り出すと、頭がからということは、これから吸収していけるということであり、なにかに熱中していた人は努力出来る可能性があると話しました。
勇介は自分はビリだと言うと、桜木は不器用なだけだと説明し、何かに熱中したことがある人は一度、見学に来て欲しいと呼びかけました。
その一方、直美の顔は沈んだままでした。
真々子らがその様子を心配そうに見つめ、直美に声をかけますが、直美は悔しそうに、東大受験をやめると桜木に告げるのでした。
ドラマ「ドラゴン桜」9話の見どころ
受験勉強を通して親と子の関係性を描いた回でした。
受験生にとって家庭環境は非常に大切な問題です。
しかし、特進クラスの親はみんな何かしら問題があります。
そんな親たちに次々と問題点を指摘していく桜木。
受験生にとっていかに家庭環境が大事か、ふさわしい対話とはどのようなものかを桜木は親たちに熱く語りかけます。
一方、直美の母・悠子が倒れて病院に運ばれます。
命に別条はありませんでしたが、直美は東大受験をあきらめると言い出します。
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まとめ
以上、ドラマ「ドラゴン桜」9話のあらすじやネタバレについて紹介しました。
受験生を持つ家庭の心得での桜木は各家庭の問題点を見事につき、生徒やその家庭をよく見ているなと思いました。
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