ドラマ「青天を衝け」は2021年1月から、NHKで日曜日20時から放送されているドラマです。
ドラマ「青天を衝け」18話は、篤太夫が慶喜と共に天狗党討伐のために京に赴き、一橋家のために主体的に働いていく回です。
この記事ではドラマ「青天を衝け」18話のあらすじやネタバレ、動画を無料で視聴する方法を紹介します。
ドラマ「青天を衝け」18話のあらすじ
篤太夫(吉沢 亮)は、天狗党(てんぐとう)討伐のため慶喜(草彅 剛)とともに京をたつ。一方、成一郎(高良健吾)は、慶喜からの密書を耕雲斎(津田寛治)に届ける。耕雲斎は降伏を決めるが、悲しい運命が待ち受けていた。一橋家を強くしなければという思いに駆られた篤太夫は、新たな兵の招集を慶喜に建白。歩兵取立御用掛となった篤太夫は、一橋領のある備中に向かう。江戸城では、三度(みたび)京に向かうことになった将軍・家茂(磯村勇斗)が、和宮(深川麻衣)との別れを惜しんでいた。
引用元:NHK公式サイト
ドラマ「青天を衝け」18話のネタバレ
天狗党討伐
慶喜を頼り信じて、京への上洛を果たそうとする耕雲斎。
しかし、慶喜は、自らの手で耕雲斎の天狗党を討伐すると言いました。
篤太夫は、天狗党を討伐するための命を受けます。
篤太夫は、藤田小四郎との過去のいきさつを振り返りながら、自分が小四郎を煽ってしまったのではないかと反省するのでした。
耕雲斎の忠義
一方、成一郎は秘密裏に慶喜の書状を耕雲斎に届けていました。
幕府の追討軍に阻まれ、疲れ果てていた天狗党。
誇り高かった志士たちも飢えと寒さに震えていました。
慶喜の書状に、「烈公の遺志を踏みにじるのとは何事か」と怒る小四郎に対して、忠義に厚い耕雲斎の反応は違いました。
天狗党の存在が一橋家に迷惑をかけていることを悟り、降伏することを決めるのでした。
耕雲斎の処分は?
天狗党の騒動を水戸藩内の身内のもめごととして、耕雲斎らの処分を引き受けたいと言う慶喜。
しかし、天狗党征伐総督の田沼は、「公儀にて公正な処分をするので、任せてください」と言います。
「公正であれば」と慶喜も引き下がりますが、実は、田沼は二百年平和が続いた幕府に盾ついた天狗党を苦々しく思っていました。
結局、耕雲斎も小四郎も全て天狗党に関わった者たちは処刑されてしまうのです。
一橋家のために
耕雲斎たちのむごい処分の知らせを聞き、篤太夫は耳を疑いました。
国のことを思って動いた人材の命を失ったことに衝撃を受けたのです。
そして、自分が小四郎に「恥ずかしくない生き方を」と言ったばっかりに、天狗党挙兵が起きたのではないかと思っていました。
そんな篤太夫に、成一郎は「うぬぼれるな」と一喝し、自分は攘夷を止めて「一橋の殿のために生きる」と、宣言するのでした。
尊王攘夷の終わり
天狗党の一件で、激しかった尊王攘夷は終わりを迎えました。
攘夷を唱えていた長州はイギリスとの距離を縮め、薩摩はイギリスに留学性を送るようになっていました。
長州や薩摩の敵は、外国ではなく、徳川幕府へと変わってきつつあったのです。
一方、幕府はフランスと手を組もうとしていました。
西に兵を集める
篤太夫は、慶喜に兵を集めることを任せてくれと頼み、許されました。
備中(現在の岡山県)に赴き、張り切って百姓たちを集めて「一橋家に仕えるように」と話します。
しかし、若者たちは全く関心を示しませんでした。
「武士も百姓も違いはない。民も一丸となって国につくすことができる」と、来る日も来る日も熱く語りますが、誰一人仕官しようという者はいませんでした。
塾生の懐に入り込む
篤太夫は、「ゆっくりいこう」とつぶやきます。
そして、漢学者の阪谷が開いている塾に通い、阪谷や塾生と交流を深めていきました。
共に本を読み、共に釣りをし、畑を耕し、剣術修行に励みます。
塾生の懐に入り込むことで、篤太夫の人柄に惹かれる塾生も増えてきました。
利をとる大切さ
篤太夫が百姓出身で、攘夷のために仕官したと聞き、驚く阪谷。
自分をさらけ出す篤太夫に、阪谷は、台湾の自由貿易を成功させた浜田弥兵衛の名を挙げて、話し始めました。
我が国もかつては開港していて、多くの経済的利益を得ていたことや外国が通商を求めているのは、危害を加えようとしているのではなく、互いの利益のためだと言いました。
「おかしれえ」と、阪谷の話を喜ぶ篤太夫。
成り上がりの役人と思われていた篤太夫の柔軟さは人をひきつけ、塾生5人一橋家での奉公を自ら申し出てくれたのです。
代官との駆け引き
篤太夫は、さらに兵を集めるために、庄屋たちに働きかけます。
塾生5人が奉公を申し出たことを伝え、たくさんの若者たちに語りかけても仕官しようとしないのはどういうことかを問い詰めました。
すると、代官が面倒なことに巻き込まれないようにと指示していたことが分かりました。
篤太夫は代官を呼び出し、慶喜の禁裏御守衛総督の役目の重大さを突きつけ、兵を集めることができなければ生きて帰れず、代官も同罪と脅しました。
翌日、篤太夫のもとに二百人の人が集まってきます。
一橋家の懐を豊かに
備中での実績から、各地でも希望者が集まり、総勢四百人を超える人材を集めることができました。
篤太夫は功績が認められ、慶喜から褒美を賜ります。
すると、篤太夫は、今回の兵集めで周った各地の産物を見せ、売り方を変えれば大きな利益が生まれることを慶喜に説明します。
そして、算盤を慶喜に示して、自分の得意な分野で働かせてほしいと頼むのでした。
ドラマ「青天を衝け」18話の感想
攘夷を大義と信じ仕官した篤太夫でしたが、一橋家での経験で視野が広がり、物の考え方が変わってきていることが分かります。
備中での相手の懐に入り込む作戦は、痛快です。実に渋沢栄一らしいです。
そして、漢学者と議論し、柔軟に考えを改善してより良い方向に持っていくのが素晴らしいと感じました。
思想だけでなく、経済を回してこそ社会全体が良くなるという渋沢栄一の根幹にかかわるところです。
藍の商いを扱っていた経験から利益をとって豊かにすることが、いかにその地や人が良い循環を起こすかを経験的に知っていたのでしょうね。
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まとめ
以上、ドラマ「青天を衝け」18話のあらすじやネタバレについて紹介しました。
18話は、天狗党討伐の役目を受けた篤太夫が考え方を変え、慶喜を信頼を得て一橋家の懐を豊かにしていこうと新しい役目を進言する回です。
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