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じつは宅間は、10年もの間、無罪の罪によって刑務所に入っていました。

その刑務所仲間から聞き出した経験や知識を活かし、犯人逮捕に役立ってきた異色の刑事であり、今までの京都府警より警視庁に異動してやってきたのです。

名家である神宮司家の小説家・直人（金藤洋司）の殺人事件が発生し、宅間らは捜査に動きます。

宅間は相殺した結果、自殺を他殺に偽装したものと、結論を出します。

執事の君原（井上順）が自殺だと保険金が入らないと思い殺したと白状させたのでした。

さらに宅間は事件の真相を追求し、君原が真犯人ではないと結論付けます。

じつは真犯人である近藤は君原が直人の部屋に入った時居合わせており、言う通りに黙っているようお金でつっていたのでした。

宅間は近藤を確保するために向かいますが、襲われてしまい宅間は気を失います。

宅間が目覚めた時は、横には近藤の死体があり、自分はピストルを持っていて血だらけになっていました。

また冤罪の罪で宅間を緊急逮捕されてしまい、懲役20年の判決をうけ服役することになりました。

そして10か月の時が経ちました。

京都府警時代の仲間・姉小路は、宅間の冤罪を立証するだけではなく、さらに近藤殺しは朱子・君原の犯行だとつきとめたのです。

直人を自殺ではなく他殺にみせかけたのは近藤だったのですが、その近藤をも利用して全ての計画をしていたのは、君原だったのです。

そして君原を海外へ出発直前に確保し、無事解決しました。

冤罪で服役していたと言う人間としてはちょっと暗いところも、すごい表現していたので演技の上手さが際立つドラマだと思いました。

1回目から素晴らしい殺人事件でした、濃厚なストーリーだったのであと9回もあると思うと期待感が膨らみます。

今から時間が楽しみです。

そして、滝道は姉小路、松原、堀川と元々京都府警で宅間の同僚だった刑事を引き抜きチームに入ったのでした。

犬の散歩中の男性・板野が工事現場の穴に落ちて死亡した事件が発生。

捜査１課はめんどくさがって事故死と結論付けようとしますが、宅間は犯行現場の柵が一部外されているため、殺人でないかと疑うのでした。

そこで真偽を確かめるために、まずは宅間と我妻（夏菜）が板野の勤務先である玩具メーカーを訪れます。

ちょうどそのとき、社外秘データがライバル会社に情報漏えい問題が発生しました。

そして「いろはかるた」が、板野と情報漏えいが疑われた女性社員のもとにそれぞれ置かれていました。

今回の殺人犯は、いろはかるたの頭文字から始まる名前の人間を、かるたの文言に従ってた犯罪をしていたのでした。

かるたの繋がりから、元々古来のかるたづくりに魂を入れていたが、業績不振でリストラされた布田の犯行だと推理します。

しかし、宅間は何かが違うと感じます。

実は、有名な江戸かるたの文言ではなく、一部の文言が異なる京かるたが予告として使われている事に気付きます。

宅間が推察した通り、犯人は布田のことを同情したふりをして、己の殺人欲求を満たしていた警備員なのでした。

そうすればもっと殺人事件のない世の中になるのにと思いました。

今回の題材がかるたというところがすごい面白かったです。

いろはかるたからの江戸かるた、そして今日かるた。ストーリーを楽しみながらも知識を深めることできたので一石二鳥のドラマでした。

我妻は昔自分の家庭教師をしてくれていた丹羽奈津美（鶴田真由）の元を訪れます。

すると父・公昭は、裏では情報諜報員をしていて、丹羽はその協力者として爆弾を作っていたというのです。

丹羽は公昭を愛していたのですが、協力者を辞めると言うと警察に突き出すと言い放った公昭を爆弾で殺した疑惑があるのでした。

すると丹羽は突然と我妻を拉致してしまい、爆弾を仕掛けて、父・公昭を殺したときと同じように再現するのでした。

なんとか丹羽の居所を掴み逮捕しますが、我妻の居場所を言おうとはしません。

見つけ出せず、とうとうタイムリミットとなってしまったが、爆弾は爆発しませんでした。

丹羽は我妻を殺そうとは考えておらず、公昭も本当は殺すつもりではなく、あれは事故死だったというのです。

時効を迎える逃げようとしていたが、公安が動き出した噂を聞きつけました。

だから時効まで公安から逃げるために、宅間たちに逮捕されようとしているのでした。

ところが真相は違いました。

公昭は、やはり丹羽が爆弾の導線の色をわざと言い、事故死に見せかけたのでした。

死んだ妻と娘を愛している公昭を殺し、我妻にも復讐をしたいだけだったのでした。

しかも公安が動くほどの疑惑付きの事件。我妻も刑事で良かったですよね、刑事でなけれは、自分の父親の死を追求することは難しいです。

しかし刑事という仕事は本当に危険ですね。

真相に近づくほど逆に犯人から狙われてしまう、命がけの仕事です。

まさか慕っていた家庭教師が犯人だったとは。

さらにお父さんの愛人という衝撃の事実。さらにさらに、父親を殺した殺人犯だというトリプルショック。

誘拐をされてしまい殺されそうになってしまったトラウマになりそうな事件でした。

純金を盗んだ罪で逮捕されていた税理士の矢橋（眞島秀和）は最近出所してきました。

その事件の際に一緒にいたのが加瀬であり、実は2人につながりがあったのです。

宅間たちは矢橋が犯人ではないかと考えますが、姉小路は自分が逮捕しため、感情移入もあり犯人だと思えません。

宅間は刑務所仲間である金庫破りのスペシャリストから、ある情報、矢橋と共犯していた金庫破り・井沢の情報を掴みます。

宅間とは意見が別れた姉小路は、自分で捜査を続けていました。

それは、強引な捜査で矢橋は無理やり自供されており、冤罪を作ってしまった可能性があったからです。

出所してきた矢橋本人も、姉小路に無罪だったと言い続けていました。

矢橋は矢沢・姉小路を呼び出します。

矢橋は、自分が捕まった事件で、共犯だった加瀬・井沢は捕まらいことを怨みをもち、2人殺そうとしていたのでした。

そしてさらに、自分を逮捕した姉小路までも殺そうとしていたのです。

本当は脱税1億円以上の裏金をネコババした井沢を見つけて殺すために、加瀬の元も訪れ、今回の犯行となったというのです。

矢橋を信じると思われた姉小路でしたが、実は宅間と結託して矢橋をおびき出す作戦だったのでした。

毎回毎回裏を書くようなストーリーで最後までハラハラドキドキしていて楽しめました。

せっかく出所できたのにまた犯罪をしようと思うなんてよほど恨んでたんでしょうね。

刑務所で更生してくれるような人がたくさんいるといいんですけど。

上映中に急に会場が暗くなり、『16』『68』『13』という数字が映し出されます。

そして、明るくなると毒ガスによって男性が殺されていました。

パニックとなった観客が、ドアを開けて逃げようとしますが、スクリーンには「扉を開けたら全員殺す」旨のメッセージが映し出されました。

映画の主演である藤村のもとには、脅迫文ともとれる「死ヲモッテ罰セラレル」とメッセージが届きました。

今回の犯行は、5年前刑務官だった真壁が、不正を宅間に暴かれたことを恨みに持ち続け、復讐するための犯行でした。

毒ガスの解除キーを考える宅間は、『16』『68』『13』から、「I am a loser」（私は負け犬）という解除キーを解き、毒ガス噴射を阻止、真壁を逮捕します。

しかし主犯と思われた真壁はあくまでもこの犯行の脇役だったのです。

実は藤村がこの映画の撮影時に人を殺しており、上映を阻止しようと真壁を利用してこの騒ぎを起こしたのでした。

仕掛けがたくさんあって今回のストーリーは楽しみました。

まさか主演俳優が映画の撮影で人を殺していてそれを阻止しようとするでストーリーはなかなか思いつきません。

宅間も毎回こんな巧妙な犯罪者を敵にしているのですごいなと思いました。

でも毎回二人以上捕まえてるので、めちゃくちゃ出世するんじゃないでしょうか。

楽譜には「BECCA（ベッカ）」と「DEAD（死）」という暗号が見つかりました。

15年前雨宮と同じくらい才能があるにも関わらず、3歳になる子どもを残して自殺してしまいました。

雨宮はストーカーに悩んでいることを告白し、今回事件はストーカーによる犯行だと断定されました。

外出自粛依頼しますが、児童養護施設でのボランティア演奏会にはどうしても行きたいと主張します。

演奏中、ストーカーらしき包丁を握りしめた犯人が現れましたが、すぐに逮捕されました。

犯人逮捕で一件落着と思いきや、「事件はまだ終わっていない」と宅間だけは雨宮を探します。

そのころ、雨宮はベッカの子ども・仁と会っていました。

仁は、雨宮が母・ベッカが作った曲を盗んだと考え、真実を確かめに雨宮に会うために、この養護施設での演奏会もオファーしたのでした。

すると雨宮はベッカを殺しており、さらにその事実を突き止めてしまった仁も殺そうとしたのでした。

つまりストーカーも、その男が桑原を殺すように仕向けるのも全て雨宮が仕組んだ筋書き通りだったのです。

単純なストーカー事件だと思ったらそのストーカーを操っていたという、とても頭のいい雨宮。

今回のストーリーはとても入り組んでいて事件が解決された時とてもすっきりしました。

ベッカの子供・仁も復讐しようと考えていたのに返り討ちに遭うなんて思いもしなかったでしょう。

雨宮はいつの日か復讐される日がくるのではないかと準備していたかのようです。

したたかな犯人役に矢田亜希子はナイスキャスティングでした。

病院には極秘入院している大企業のCEO・大城がおり、大城を殺すのが目的ではないかと考えます。

その頃セキュリティシステムを占拠している犯人は、病院内のシャッターが締め、電気も消され、大パニックになりました。

危険が迫る大城を逃がそうと宅間（草彅剛）や姉小路（南果歩）が動きますが、犯人は逃がしてくれません。

パニックを利用して犯人が包丁を持って向かってきたが、宅間が阻止して逮捕できました。

犯人は、大城に父親の会社を潰されたことを恨み、病院の警備システムを入手して、今回の犯行を計画したのでした。

しかし、実は梶村殺しの犯人は別におり、それは病院の事務長の山本（袴田吉彦）でした。

山本は今回の犯人をそそのかし、また梶村を殺してセキュリティ情報を犯人に渡して利用し、大城の入院情報を悪用して、株価を下げて利益を得ようとしていました。

すべては山本が株価の操作のために行った計画だったというわけです。

山本に利用されていることを知りながらも犯人は相当大城を恨んでいたんでしょうね。

人の弱みにつけこんで自分の利益のために利用するなんて本当にクズだと思います、宅間さん逮捕してくれてありがとうございます。

被害者の4人とも人を殺していたのですが、いずれも証拠不十分などで不起訴になっていたのです。

裏サイト上でゲームのように人を殺すように指示が出ており、まだ4つ残っており、まだ4人も殺されてしまう可能性がありました。

宅間は、今回の犯人を因縁がある佐神（上川隆也）だと推測し、しかも佐神は出所しているというのです。

そんな時裏サイトにアクセスする者が見つかり、佐神だと推察しますが、実際の犯人である安西（井上和香）でした。

佐神は殺人リクエストではなく、各人を脅し、8人による殺人トーナメントを開催していたのでした。

安西確保した後に裏サイトを再び見ると、殺人トーナメントは進んでいました。

トーナメント決勝戦は勝ち上がった安西、その対決相手は、なんと宅間になっていました。

しかし裏サイトを見ていると、クイーンが変わり、トーナメントの頂点は宅間の元妻・美也子（紺野まひる）となりました。

慌ててホテルに向かうと、そこには毒を盛られた美也子が倒れていたのでした。

そして8話にして因縁の敵現れてきましたね、今まで濃厚のストーリーが多かったので、あと2話分使って、どんなストーリー展開をしてくれのがますます楽しみです。

今から期待が止まらなくて仕方ありません。

間一髪、命は救えましたが、意識が戻らない可能性が高いと申告されます。

ショックを受けて落ち込みますが、佐神（上川隆也）を捕まえば真相が分かると考え、自分を奮い立たせます。

捜査が始まり、防犯カメラに映った不審な男は、前回の事件で死んだはずの我妻の父親・公昭（羽場裕一）でした。

驚くことに公昭は『我々』の一員で、安西も佐神もそのメンバーだと判明。

宅間は佐神を問い詰めますが、犯人は自分ではなく、『我々』がにやり方を盗まれた、美也子を毒殺しようとしたのだと主張します。

『我々』という組織は、犯罪者の心理を解剖し、有効利用しようと計画したのです。

しかしスカウトされた犯罪者たちは、データを盗んで逃げてしまい、失敗してしまいました。

しかもこの『我々』の理念は、元妻・美也子が学生時代に書いた小説が基になっているというのです。

この小説を宅間が警察の広報誌に載せたため、宅間が原因だと安西は言っていたのでした。

佐神は宅間に、『我々』の誰かが自分が考えた犯罪方法を盗み、殺人トーナメントを開催しており、最終的に宅間をキングにして殺そうとしているというのです。

元妻が書いた犯罪論が、まさかこんなにも警察の裏組織に関係しているなんて、思いもしないでしょうね。

だから宅間は冤罪で捕まえておいて、宅間と美也子を離婚に追いやる。

これでマスコミが宅間を追いかけたとしても、美也子にマスコミの手が届かず我々という組織はバレないと考えた。
というような裏ストーリーがありそうですよね。

我妻は、『我々』の事を滝道（吹越満）を問い詰めます。

『我々』が宅間を怖れ、消そうとしていたのを阻止するために、姉小路らをメンバーにしたのであり、真の犯人は我妻は父・公昭だと言うのです。

真相を聞き出した我妻は、宅間より宅間捜索ゲームは警察内部の真犯人をあぶり出すためのものだった聞かされます。

そして宅間は公昭を問いただすために、呼び出します。

公昭は、我々が計画していた犯罪者計画がダメになった後も、警察内部の人間がまだ進めていたようです。

その事実に気付いた公昭も、真実を明らかにすると娘・我妻が狙われると忠告され、今まで死んだふりして闇で生きていたと言うのです。

そして警察内部の黒幕は、滝道だと判明します。

滝道は、宅間に『我々』の仲間になるよう迫りますが、宅間は誘いを断ります。

滝道は宅間を殺そうと撃りますが、防弾チョッキを着ていた為、何とか無事でした。

そして滝道を確保しましたが、薬物を飲んで死亡してしまいました。

しかし、滝道の事を含め『我々』の「わ」の字も新聞には出ず、真相は公表されず。

そして総合対策事犯係は解散し、皆バラバラになることになりました。

なんか因縁の相手として佐賀神を煽っていたのに、ぜんぜん違うところが犯人でした。

しかも急に出てきた滝道って。。。

公明が死んでないなら、なんで丹羽は逮捕されたんでしょうか？

私の理解が悪いのかもしれませんが、ちょっとスッキリしなかった。

でもドラマはめちゃめちゃ面白かったです。

ありがとうございました!