ドラマ｜ドラマ24 トラブルマンの動画を無料で見れる動画配信まとめ

優しさが取り柄で仕事に励んでいましたが、上司にケチをつけられ、クビを宣告されます。

一男は散々な一日が終わり、アパートに帰ると、ヤクザ・浅井アキラ（寺島進）たちが外にたまっていました。

一男は関わらないように急いで部屋に入ります。

部屋には、アキラ達が探している尾崎トキオ（竹財輝之介）がなぜがいたのです。

一男はトキオから、アキラ達の様子を見てくるように頼まれ、渋々部屋を出ます。

アキラ達に見つかってしまった一男とトキオは、隣の部屋に助けを求めます。

部屋では仰木マキ子（岩佐真悠子）が、亀田太一（中山祐一朗）に襲われそうになっていました。

亀田が部屋の押し入れを開けると、見知らぬ女性の遺体が出てきます。

マキ子は叫びながら窓を突き破り、アパートの2階から飛び降りました。

一男、トキオ、亀田も続きます。

4人は下の階の部屋に身を寄せ、テーブルの上の拳銃を発見します。

部屋に田川（利重剛）という謎の男が入ってきて、続けてアキラ達も入り込んできました。

田川は突然、テーブルの上の拳銃を発砲し、アキラ（寺島進）達は引き上げました。

田川を含めた5人で、大家・民子（木野花）を訪ね、田川の過去について聞きます。

田川は民子に会ったときにはすでに記憶がなく、民子が田川と名付けました。

マキ子（岩佐真悠子）は、催眠療法を使うセラピストで、相手の過去を探る能力を持っていました。

亀田（中山祐一朗）がマキ子の催眠療法にかかります。

亀田は超能力者で、周りから徐々に孤立しました。

亀田は同じ超能力を持つ咲子（岩佐真悠子）に出会い、心を通わせますが、咲子は事故で亡くなります。

咲子が亡くなり、悲しみから亀田は何度も自殺を図っていたのです。

ある日、同じアパートに咲子にそっくりなマキ子が入り、亀田はアプローチします。

亀田は、アパートでアキラ達を見かけ、偶然にマキ子の部屋に逃げ込み、勢いでマキ子に乗ってしまったのでした。

亀田の告白を聞いて、マキ子も衝撃の事実を明かします。

マキ子には、かつてコージ（金井勇太）という恋人がいました。

コージはミュージシャンを目指していて、2人で幸せな日々を過ごしていました。

ある日、転がってきた5円玉を追いかけて、コージがトラックに跳ねられてしまいます。

マキ子はコージが亡くなったことに深い絶望を感じ、5円玉の持ち主を探そうと決心します。

そのためにマキ子が学び始めたのが催眠療法で、天眠（パパイヤ鈴木）が師匠でした。

マキ子は催眠療法セラピストとして働き始めますが、患者の一人であった山田菊子（上脇結友）が目の前で自殺してしまいます。

マキ子はどうすれば良いか分からず、物音も聞こえたため、慌てて菊子の遺体を押し入れに隠します。

菊子の血で染まったブラウスを脱いでいたところに入ってきたのが、亀田（中山祐一朗）、一男（加藤成亮）、トキオ（竹財輝之介）だったのです。

マキ子の持っていた5円玉の紐がほどけ、5円玉が転がって行きます。

民子は指名手配中の強盗犯だったのです。

民子の夫・茂男（つじしんめい）は、ヤクザの北（國本鐘建）から来たオレオレ詐欺の電話を、知り合いだと勘違いしてしまいます。

茂男と北のやり取りを聞いていたアキラ（寺島進）に電話を代わり、茂男は人の良さから簡単に騙されてしまいました。

詐欺に引っ掛かった茂男と民子は、お金に困り、高齢者を狙った強盗を始めるのです。

ある日、茂男と民子は強盗を辞める決断をし、普段使っている覆面を路上に置いて逃げます。

親切心から届けてくれた人によって、覆面は2人の元に戻り、再び強盗を続けることになってしまいました。

茂男は、その後、心筋梗塞で倒れます。

トキオ（竹財輝之介）は亀田の超能力によって、ある物が誰の物かを探ろうとしました。

再びマキ子が田川（利重剛）の記憶を取り戻すために催眠療法を始めると、なぜかトキオが倒れます。

トキオは、恋人の由美子（国分佐智子）と結婚予定で、由美子の両親にあいさつに行くために、2人で車に乗っていました。

運転中に突然、石が投げ込まれ、車のガラスが割れます。

トキオはハンドル操作がままならず、車は横転してしまいました。

トキオが目を覚ますと、目の前で由美子は亡くなっていて、トキオは幸せの絶頂から、どん底に突き落とされたのです。

ある日、トキオはアキラ（寺島進）達とケンカになり、アキラの下で働き始めます。

トキオはオレオレ詐欺や、借金取りに荷担し、ヤクザとしての仕事で成果を上げていきました。

トキオの仕事ぶりを見て、アキラは重要な仕事を任せるようになります。

それでも、トキオは由美子のことを忘れた日はなく、事故のときに飛んできた星印の書かれた石をずっと持っていたのです。

重要な仕事の日に、トキオは逃げ出し、アキラ達に追われる身になりました。

トキオはアパートの自分の部屋ではなく、隣の一男（加藤成亮）の部屋に身を隠します。

トキオの話を聞いていた亀田（中山祐一朗）は、自らの超能力でトキオが持っていた石の持ち主を見つけ出そうとします。

亀田が続けると、田川（利重剛）の姿が見えてきて、少年が田川の息子・光だと分かります。

マキ子（岩佐真悠子）と田川は、別室で催眠療法の続きをしていましたが、あまりの騒ぎに一男（加藤成亮）たちの部屋に怒鳴り込んできます。

亀田が続けると、トキオが映画を観ている映像が出てきましたが、それ以上を知るためには、石以外の田川の持ち物が必要だと言いました。

一男は田川の靴を持って来ますが、亀田は靴の強烈な臭いに顔をしかめてしまいます。

民子（木野花）は亀田の鼻にティッシュを詰めて、亀田は透視を続けます。

田川とアキラ達とのつながりが見えてきて、衝撃の事実が発覚しました。

亀田が星印の石を落とし、石を拾った一男が急に青ざめます。

亀田が一男の手を握り、透視を始めると、光と共に一男の姿が見えてきました。

一男（加藤成亮）は、幻覚を見たのではないかと動揺し、話をそらそうとしますが、亀田が透視の中で一男を見たとはっきり言います。

一男に対して、マキ子（岩佐真悠子）は催眠療法を行って、過去を見ることになりました。

田川はマキ子の催眠療法にかかります。

田川はアキラ（寺島進）への借金を肩代わりしてもらうのと引き換えに、謎の女性3人組から殺しを依頼されました。
そのターゲットは、まさかの一男だったのです。

田川は殺し屋の映画を繰り返し見て、俳優と同じような格好をし、拳銃の特訓をしていました。

田川は俳優のアドバイスを試して、拳銃をマスターします。

田川は猛特訓の末に拳銃の弾を使いきり、アキラにもらいに行きます。

アキラは呆れながらも、翌日に決行するように告げました。

田川は家族との幸せのためだと言い聞かせ、一男の写真を握りしめて部屋を出ていきます。

マキ子の催眠療法にかかった一男の過去が明らかになろうとしていました。

一男は夕子（佐津川愛美）に、とある美容室を紹介されます。

行ってはみたものの、店内の異様な雰囲気を感じ、一男は引き返したくなりました。

店主・桂大介（温水洋一）の説得で、一男は占い師の桂須磨子（片桐はいり）の占いを受けることになります。

須磨子は一男の人生に同情し、さらに人生のトラブルは続くと予言しました。

須磨子は一男に、自分の大切な人とは離れた方が良いという助言を受けてしまいました。

夕子は占いの結果が気になりますが、一男は答えようとせず、はぐらかしました。

一男は厄払いの看板を見つけ、思いきって入ってみると、怪しげな老婆・如呂（犬山イヌコ）がいました。

早速、一男は厄払いをお願いしますが、如呂は一男の名字を聞いて恐れます。

厄払いは思いもよらない展開になり、夕子は一男を励まします。

一男は須磨子の助言を思い出し、夕子を巻き込みたくない気持ちから、夕子と別れて去りますが、田川（利重剛）が後をつけていたのです。

一男は星印の石を選び、力いっぱい投げ込みました。

石は水面で跳ね、岸を走る車にぶつかり、横転してしまったのです。

一男は商店街で、小銭がなくて困っていた高齢女性に出会います。

一男は取り出した5円玉を落としてしまい、5円玉は転がりました。

5円玉を拾おうとしたコージ（金井勇太）にトラックが突っ込んできます。

一男は落ちていた空き缶を手に取ると、空き缶で止まっていたベビーカーが動き出してしまいました。

亀田（中山祐一朗）と幸子（岩佐真悠子）が気づき、幸子がベビーカーを止めようとしたところに、車が突っ込んできます。

一男はベンチで紙袋の忘れ物を見つけ、持ち主の民子（木野花）と茂男（つじしんめい）に届けました。

一男は身体の弱そうな親子にベンチを譲ろうと立ち上がると、ベンチが傾きます。

はずみで横にあったハシゴが倒れ、親子がバランスを崩し、自転車の列にぶつかります。

自転車はドミノのように倒れていきました。

側にいた男性が、タバコをガス工事中のマンホールに落とし、大きな爆発が起こります。

田川は、爆発に巻き込まれて、記憶を失ったのです。

その中で、トキオ（竹財輝之介）は怒りが抑えきれず、一男を殴ります。

一男は血だらけになりつつも、幼い頃から一男の周りの人たちが不幸になってしまったことを話し始めました。

一男はかつて、アニメーターの仕事をしていましたが、そこは女性が多い職場でした。

一男は料理を作って振る舞い、アシスタントの山田菊子（上脇結友）たちは喜んで食べてくれました。

職場の女性たちは、徐々に一男に惹かれていきます。

菊子は描く絵がすべて一男の顔になってしまい、仕事にならなくなりました。

菊子は一男に思いきってキスを求めますが、一男が拒否したことで、菊子は自殺を図ります。

一男が手当てをするために、救急箱を準備していると、チルチル、ミルキー、マリネ3人の他の女性アシスタントたちも、同様に手首を切ってしまいました。

一男の人生は、善い行いをすると、必ず裏目に出てばかりです。

一男は過去を話しながら、絶叫しました。

一男は雑居ビルの屋上から飛び降りようとしますが、落ちていた封筒が気になってしまいます。

結局、一男は封筒を届けに行くことにしました。

一男は、落とし主を不幸にしてしまうかもしれないとためらいますが、古民家を訪ねます。

夫婦が出てきて、心から喜んでくれ、一男は自然と涙が溢れてきます。

一男は人のために行動することを改めて決意しました。

一男は夕子に別れを告げますが、夕子は不幸が大したことではないと、自分の想いをぶつけました。

田川（利重剛）は一男を撃たなければ家に帰れないと、拳銃を握りますが、亀田は一男を許すことにします。

トキオ（竹財輝之介）、マキ子（岩佐真悠子）、民子（木野花）も許しました。

一男は田川の拳銃を奪い、自分の頭に銃口を向けます。

ドアが激しく叩かれ、玄関には一男がこれまで優しくしてきた人々がいました。

一男は嬉しくなりますが、アキラ（寺島進）がショットガンで襲ってきたのです。

亀田（中山祐一朗）は超能力で、アキラのショットガンの弾を床に落とし、襲撃を阻止しました。

トキオ（竹財輝之介）、マキ子（岩佐真悠子）、田川（利重剛）、民子（木野花）たちも、アキラ達に立ち向かいます。

彼らは、一男に夕子（佐津川愛美）に会いに行くように言ってくれました。

一男は涙が溢れ、夕子の元へと急ぎます。

アキラ達が部屋に入り込んできたタイミングで、一男は部屋を飛び出しますが、電話線に足を引っかけます。

その影響で、本棚やタンスなどが亀田達のところに倒れました。

それでも一男は夕子のために必死に走ります。

通りすがりの人々を不幸に巻き込みながらも、走り続けました。

一男が転がってきたボールを蹴ると、電機工事中の作業員に当たり、電線が切れます。

切れた電線が民家の窓ガラスにぶつかり、古新聞に落ちた火花から爆発が起こりました。

走り続けた一男を夕子は河原で、ずっと待っていました。

夕子はつまずきながら駆け寄ってきて、一男と夕子はしっかり抱き合います。

そして、2人はキスをするのでした。

ハッピーエンドだったとは思いますが、これ以上ないくらいド派手な不幸の連鎖で、ここまで起こるのかと、むしろ感動してしまうほどでした。

きっとこれからも、一男と関わった人々は不幸に巻き込まれていくのかもしれませんが、一男の運命が夕子のおかげで、ほんの少しだけ開けたような気がします。

タンスなどが倒れてきた亀田たちは、果たして無事だったのでしょうか。